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トップページ2005年 観劇の記憶レ・ミゼラブル(大阪公演)

 

レ・ミゼラブル(大阪公演)

12月16日マチネ 梅田芸術劇場

    【CDで聞いたレミゼを求めて…】
     5月の初レミゼ後にお買いあげ〜♪したレミゼCD。内野ジャベールが目的だったので、今井バルに出会ったのは、本当に偶然だったわけで……四季出身だということや、ジャベールを演じられていた時期もあった、なんてことは全く知らなかった私。でも、今井さんの、雄大で優しい歌を聴いて、機会があったら是非舞台でお会いしたいなぁ〜と思っていました。
     今回の大阪レミゼ、公演キャストを選ぶ時は、やはりバル&ジャベの組み合わせを第一に考えたのですが、それ以外のキャストは、できるだけCDに収録されている方を狙ってみました。実際に演技をして歌っているところを観たかったので。ただ〜〜やっぱり〜〜〜観たかったなぁ〜〜〜内野ジャベール。。。

    【大号泣】
     前日の山口バルに続いて、大阪レミゼ2回目の観劇。3階B席だったのですが、センターブロックだったし、照明の演出を思いっきり堪能できて良かったです。レミゼ、1階ならお花ゲットできるくらいの前方の超良席、そうじゃなかったら、上の階で観る方がいいかもしれない!
     今回はもう……思いっきり泣かされてしまいました。第2幕なんてボロボロ……涙が乾く暇なんてありませんでした。

    プロローグ 仮釈放
     今回は3階席だったので舞台との距離はあったのですが、センターブロックだったし、梅芸の3階席は帝劇の2階席よりも見やすかったような……上階から観るレミゼ、回転盆になっているステージの演出を楽しめるし、照明の効果も堪能できるし、人の動きがよく分かるし。バルジャンが釈放されて“シャバ”に戻っていくシーン、回転する舞台を歩くバルジャンを立ち位置が変わるごとに照明を照らす演出、時間&場所の流れを目に見える形として見せられてノックアウト!!凄すぎる^^;

    バルジャンの告白
     今までCDで聞いていたのが今井バルジャンだったので、いつか舞台でお会いしたいと思っていたんですけど……ほ〜んと、優しいバルジャンでした。改心する前のバルジャンを演じるには優しすぎるのでは?という意見もありますけど、私はあまり気になりませんでした。性善説というのか、私はバルジャンのことを根っからの悪人ではないと思っているもので。今井さんの歌声、祐サマとは違った包み込むような温かさがあるんですよね〜〜

    第1幕 一日の終わりに
     今回は井料ファンテ。前日のシルビアファンテに比べて線が細くて儚い雰囲気だし、まだ可憐な“少女”の名残があるような……

     前日の観劇、音楽はその時もバッチリ頭に入っていたのですが、舞台上の人の動きや誰がどのフレーズを歌っているのかは??で……今回は前日観ているせいもあってアンサンブルの人たち各々の歌や動きを観る余裕もありました。工場長に告げ口する女性、集団の中にはこういう人って必ずいるんですよね……関わりたくないタイプですわ(涙)

    夢やぶれて
     今回は救いようもないほど大号泣してしまった観劇だったのですが、第一の涙、ここで来ちゃいました(T_T)井料ファンテ、前日のシルビアファンテよりも高い音程で歌ってて……友人はビブラートの効かせすぎが気になるから苦手と言っていましたが、私はCDで聞いていて慣れていたせいもあるのか、全然気にならず。逆に、突き抜けるような高音の方が私の涙腺を刺激して、ファンテの可哀想すぎる人生を思ってウルウル。

    ラブリィ・レイディ
     このシーンって大人な世界……ファンテが「髪飾りを売れ」だの「髪の毛を売れ」だの言われて最後には娼婦に身を落としてしまう。その経過が上階から見ていると人の動きで表現されてて……ファンテがアンサンブルの集団の後ろに走っていくところ、着替えたり小道具を持ったりしてるんだろうなぁ〜と容易に想像できるんですけど、それを忘れさせてしまうくらいの演出に脱帽!

    ファンティーヌの逮捕
     今井バルジャンの歌声を聞いてると、それに対決するのは内野さんのジャベールを思ってしまって……ずっと聴いていたCDがその組み合わせなので^^; ちょっとだけ、2003年レミゼが観たかったなぁ〜なんて思ってしまったんですけど(スミマセンm__m)

     今ジャベール、ジャベの冷徹さ、職務に対する忠実さを表すシャープな声だし、歌はもちろん上手で悪くはなかったのですが、イマイチ印象が薄いというか、心に残らないというか、萌え〜にならないというか……あ、ジャベに萌え〜♥ は必要ないか^^; でも、私はジャベというキャラに恋しちゃってるので、そんなピンクな心を満たしてくれるようなジャベだと嬉しいなぁ〜^^;

    馬車の暴走
     今回のレミゼ、帝劇で観た時より舞台上が暗かったような……ここで街の人々がスローモーションで動くので、初めて見た時は「なんじゃぁ、こりゃぁぁ〜〜パントマイムかぁぁ〜〜」と思いっきり引いてしまったんですけど、今回はスローな映像を見ているようで感動!ん?もしや普通の(?)感覚では不自然なミューの“常識”に慣れてきたのか??

    ファンテーヌの死
     またまた号泣……今井バルジャン、優しいよぉぉ〜〜〜弱っていくファンテを抱きかかえるところは温かい空気が広がっているし、手が冷たくなるというファンテに「温めよう」と手を握るところ、バルジャンの慈しみの心に感動するし、死を目前にして子供を思うファンテの母心が、これまた温かくて、でも哀れで……(ノ_<。)。。。一緒に観劇した友人は、ファンテとバルジャンの関係って結局どうだったの?って言っていたんですけど、今井バルジャンだとファンテとの♥ が見える気がするって……な〜るほど、そうかもしれない!!

    対決
     今ジャベール、ゴメンナサイm(__)m 私、苦手かも。歌は悪くないし、時に感情むき出しで怒鳴った感じに歌うのもジャベの気持ちが伝わってきて全然悪くないけど、な〜〜んか物足りない……ジャベールの持つ執念みたいなものとか、プリンシパルに必要なオーラみたいなものとか……この「対決」、はっきりいって最初からバルジャンに負けてる!!歌がかみ合っていないなぁ〜と感じた部分もあったけど、それ以上に感じたのが、今井バルジャンの放つ光に圧倒されていてジャベールの存在がものすご〜〜く小さくなっていたこと。お気に入りのシーンの一つなだけに残念(泣)

    宿屋の主人の歌
     前日と同じテナ夫妻だったのですが、今回の方がはじけっぷりが凄かったような……軽やかで良かった♪

    裏切りのワルツ
     リトルコゼットとのシーンは山口バルジャンの方が好みかな?!見ていて微笑ましいというか、私のツボに命中☆ コゼットとのハモリもバランスがいいし。

     今井バルジャン、気遣いはこっちの方が上!!人形を渡す時も綺麗な洋服を着せてあげる時も、コゼットが愛しくて仕方ないような感じでそっとコゼットに触れてるし。コゼットグルグルのシーン、今回は山口バル並みに思いっきり回してたような……リトルコゼちゃん、ふらふらしてたんですけど、今井さん、体をそっと支えてあげてて……それでもフラフラが直らなかったので抱き上げて退場。山口バルならそのまま引っ張っていく気が^^;

    乞食たち
     今日のガブローシュは声が前に出てたし、元気いっぱいな感じだったので良かった(^▽^)

    強奪
     今回は新妻エポニーヌ。前日観た坂本エポよりもお姉さんな勘じでした。その分、アバズレっぷりも凄かったけど、マリウスと同じ目線で恋愛していたように感じました。だから、その分だけ片思いがとにかく切なくて(。>_<。)

     藤岡マリウス、帝劇で観た泉見マリウスと同じくらいむかつかせてくれるマリウスを演じていらっしゃいました。もちろん、藤岡さんには何の罪もないんですけど、藤岡さんが演じられるマリウスの鈍感さはんぜか許せない…みたいな^^;

     藤岡マリウス、歌うというよりもセリフを喋っているような感じでした。悪くはないと思うのですが、話しているように歌うならもう少し感情を込めてほしかったかな。ずっと一定の声で歌っていたのがちょいと気になったような……

    ジャベールの介入
     ここでのジャベ、基本的には好きなんですけど、今ジャベだとどうも……後からブログ巡りをしてみると、今回の今ジャベはいつも以上に熱かったらしいです。確かに、バルジャンが逃げたことに気づいて「俺の名を聞いて逃げ出したのか〜」っていうところは悔しさが滲み出たような声で歌ってたし、「ゴミを始末しろ、仕事に戻れ!」は、すっごくイライラしているのが分かったし。でも、な〜〜んか物足りないんですよね、やっぱり(_"_)

    星よ
     う〜〜ん、もう少し声量があると嬉しいかな?!「躓けば〜」からの盛り上がり、もちろん音を外すなんてことはありませんでしたが、もっとダイナミックに歌っていただけると心に響いてくるように思いました。「星よ、主よ〜」の前に跪いて十字を切るところはジャベの堅い決意が表れていてよかった………でも、やっぱり影が薄い^^;

    ア・ベ・セー・カフェ
    小鈴アンジョルラス、前日同様、美しくて格好良くて素敵でした♪小鈴さん、この日がアンジョとしての楽日だったみたいですね。もうちょっとアンジョをパパラッチすれば良かったですぅぅ〜〜

     藤岡マリウス、岡田マリウス同様に落ち着いた雰囲気はあるのですが、プラスα、哲学的で思慮深い感じもしました。見方によったらちょいと暗い感じもするけど^^; なので、コゼットへの恋心を歌うところは、「コイツ、おバカだぁ〜〜」とは思わなかった。

    心は愛に溢れて
     コゼットとマリウスが愛を囁きあっている姿を門の外で見つめるシーン、新妻エポの存在感が凄かった!!好きな人が喜ぶことをしてあげようとするいじらしさ、好きな人が他の女性と仲良くしているのを見つめる辛さが伝わってきてウルウル……と、同時に、最後に幸せになってしまうこのカップルには昨日以上に怒り(ー_ーメ)

    ワン・デイ・モア
     今井バルジャン、優しいよぉぉ〜〜ホント、コゼットへの愛情がひしひしと伝わってきて胸が熱くなってきます。旅立ちの準備をするところで、コゼットと荷物をトランクに詰めるシーン、バルジャンがコゼットの小さい頃の洋服や人形を愛しそうに見つめる姿に涙涙でした。今回の「ワン・デイ・モア」、前日に比べて全キャストのバランスが良かったので堪能できました。それにしても、凄い曲ですよね〜

    第2幕 オン・マイ・オウン
     新妻エポ、マリウスと等身大で恋愛をしていて、強さも兼ね備えてるエポだと思いました。しかも、新妻さん、自分の世界を創り出すのがとっても上手(^o^)完全に会場全体の視線を自分の方に向けていました。この一曲でエポニーヌの恋を歌い上げてしまうなんて……私は前日同様に涙涙で聴いていましたが、切ないだけじゃない、マリウスへの想いの強さを感じて圧倒されてしまいました。

    ちびっ子仲間
     今回のガブローシュ、声量もあって「自分は大人と一緒なんだ」って小生意気なところも出てて良かった!「ご機嫌いかがです?警部殿〜」ってジャベの顔をつついたりするところ、風刺が効いていて気分爽快。今さんファンには申し訳ないけど、今ジャベだと遊びやすい?!

    恵みの雨
     坂本エポの時よりは冷静に観て……た…つも…り?!でも、やっぱり泣いちゃいましたけど。最期のマリウスへのキス、新妻エポだとマリウスと同じ目線で恋愛をしているので、切ない以上に覚悟を決めた別れのキスみたいなものも感じました。キスの仕方にそれが表れているような……新妻エポはマリウスの首に手を回して自分の方に引き寄せてからキスをするので、大人な感じにも見えるのです。

    彼を帰して
     今井バルジャンの出だし、山口バルよりも低い音からのスタート。でも、これが泣かせるんですよ〜〜α波全開で心地よくて。一番の盛り上がり部分の「彼に〜〜命を〜〜死ぬなら〜〜私を〜〜」ってところ、バリトンの深くて雄大な声が心に響いてきて涙涙で……バルジャン自身の優しさや愛もあるんですけど、それ以上にコゼットへの愛情が伝わってきて、もうダメでした。ノックアウト!大号泣!!泣くなという方が無理な話です!!!

    最後の戦い
     アンジョたちが天に召されるシーン、やっぱり、絶対、頑なに拍手はしない私。。。

    ジャベールの自殺
     今回は2階だったので、川の渦もよく見えてちゃんと“自殺シーン”だって分かりました(笑) やっぱりレミゼは上の階から観るのがお勧めです☆

     今ジャベの苦悩、熱くて激しかったです。綜馬ジャベだと「どうして許せよう〜」辺りから泣きが入ったようなか細い声が入ってくるのですが、今じゃべは「絶対にバルジャンには惑わされないぞ」っていうあがきが見え隠れするような強い口調で歌ってました。そして、飛び込む寸前の歌では思いっきり笑う……単なる苦悩ではなく、自分への嘲り、バルジャンへの敗北感、今まで信じてきたモノへの不信等々、全てがジャベールの中で混ざり合って狂わせてるのかなぁ〜って。

    カフェ・ソング
     カフェソングの後のマリウスと彼を気遣うコゼット。それを見つめる今井バルジャンの寂しそうな表情……もうダメでした。愛を語り合う二人に「俺のもの〜じゃない〜〜愛はふた〜りのもの〜〜全て〜定め〜」「溢れる愛を〜お前に〜や〜ろ〜う〜〜」と寄り添うバルジャン。第1幕の「コゼットを守り抜く」という誓いを果たして自分の手から旅立たせようとするバルジャンの大きな愛情に私は涙が溢れて止まらず(>_<。)。。。自分がその時に置かれていた状況とオーバーラップしたところもあったんですけどね〜〜 バルジャンの告白
     涙が止まらないままラストに突入。最高潮に涙したのはやっぱりエピローグでした。神父さまにもらった銀の蜀台を見つめるところから既に号泣……ファンテが現れて「神の許へ〜」と言われた時の安堵の表情、バルジャンの人生が頭を過ぎって切なくて切なくて コゼットに最後の告白をするシーン、「別れは早すぎる」と泣きじゃくるコゼットを抱き寄せるところ、じいの最近の家庭の事情とオーバーラップしたところもあるんですけど、それ以上に今井バルジャンの優しさ、慈しみが伝わってきてすすり泣くどころか、鼻水は出るわ、嗚咽になるわ、涙は止まらないわ、もう、大変でした。

    【レミゼスイッチ、オン】
     今回の大阪レミゼ、ストーリーも音楽も頭に入っていたので、登場人物に感情移入できたし、舞台の演出も楽しむことができました。初の今井バルジャン、会場中が温かくて優しい空気に包み込んで……山口バルジャンが温かさや雄大さを歌で表現するとしたら、今井バルジャンは(歌はもちろん申し分ないけど)優しい雰囲気を醸し出す力があるのではないかと感じました。そして、そんな優しい空気が涙腺を刺激してしまうのです。
     う〜〜ん、はまっちゃったかも、レミゼ。3月→名古屋、4月→日生で開幕なのですが、日生まで待てない。。。名古屋遠征するか??ただ、狙っているキャスト&組み合わせで遠征可能な日を考えるとかなり厳しい?!今回は観れなかった別所バルジャンも気になるし、4月の日生は通うことになるか……な^^;

    2005年12月25日 記

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