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トップページエリザベートの記憶2005年 帝国劇場

9月1日ソワレ 2階A列6番

    【待ち焦がれた9ヶ月】
     エリザ初体験をした大阪公演から数日後、帝劇での再演決定のニュースが飛び込んできました。大阪で黄泉の国に放り込んでしまったの友人にその話をすると、二つ返事で「行く〜♥」とのこと。それからエリザ中心の生活が始まりました。エリザ貯金はもちろんのこと、カードを作ったり、チケット関連の様々なサイトに登録したり……最も取りにくいというエリザのチケット!!その上、帝劇1ヶ月公演( ̄  ̄!)しかも、ルドルフは3人!!覚悟していたとはいえ、争奪戦の長い闘いは正直、辛かった(泣)
    結果、何とかゲットすることができたチケットの数々。まさか、初日公演が当たるとは思いませんでした。職場でメールを見て思わず「えぇぇっ!!」……休憩時間で良かった^^;
     チケット争奪戦がひと段落してから2ヶ月、会社の往復&家でエリザのCDしか聞かないという生活はもちろんのこと、携帯の待受&着メロはエリザ仕様に変更、家中にエリザのチラシを貼るという“迷惑行為”にまで至ってしまい……開幕1週間前からは外でも奇行の数々。初日前日、職場で給湯室の掃除をしていたところ、誰もいないと油断した私は、ついつい「最後のダンス」を歌いながらステップを踏んでいたんですけど……その姿を同僚に見られて(≧ロ≦)でした。

    【初めてのイベント的公演】
     待ちに待った初日!!前の晩、私は遠足前の子供のように寝られなくて……でも、朝からノリノリで元気いっぱいでした♥♥♥ 定時に会社を飛び出して、まずは腹ごしらえと思って帝劇近くのいつもの喫茶店で食事……でも、食べられなかったんです。こんなこと、ずっと好きだった年上のあの人と食事した時以来^^; ま、9ヶ月も待ち焦がれたトート閣下に会えるんですから無理もない?!
     で、初日の観劇なんですけど……スミマセン(^^; )オペラグラスで“トート閣下ロックオン!”になってしまって、閣下しか見てませんでした。大阪公演の反省はまったくなし^^;

    第1幕第1場:「我ら息絶えし者ども」
    9ヶ月ぶりのエリザ。プロローグを聞いた瞬間、嬉しくて嬉しくて涙が出そうになってしまいました。4月に月組エリザを観てたんですけど、やっぱり男女の声だと重厚になりますね〜〜ただ、今回は前の人の頭の影に隠れて舞台が見えにくく、誰がどこで歌ってるのか分かりにくくて^^; あと、「誰も〜知らない〜真実〜エリザベート」のところで、音響が良くないのか、オケの低音部が割れて聞こえたのはちょいと残念。

    ルキーニの「黄泉の帝王トート閣下。またの名を死!」というセリフと共にトート閣下登場!!もう、心臓バクバクでしたよぉぉ〜〜9ヶ月ぶりのトート閣下(内野さんとは5月の舞台以来ですけど^^;)……「天使の歌は〜♪」って聞こえた時には既にメロメロ。梅コマで聞いた時にはちょっと手に汗握るって感じで聞いていましたが、今回は安定していて素晴らしい!!もう、ここら辺から“トート閣下ロックオン”だったので、他の出演者は見てませんでした。スミマセンm(__)m

    第2場:「ポッセンホーフェン城の庭の片隅」
    一路シシィ登場!あのぉ……非常に言いにくいんですけど、さすがに可憐な少女時代は無理があるような……4月に観た月組エリザの印象が残っているからなのかもしれませんけど^^;

    第3場:「ポッセンホーフェン城の庭」
    昨年、ここはライブハウスかい?!って感じたLEDスクリーンに代わってプロジェクターでシシィが木から落下するシーンを映していました。よほどの不評だったようで……プロジェクター、映像が暗いかなぁ〜と思いましたけど、場違いなLEDスクリーンよりも遥かに良かった!!

    第4場:「冥界〜エリザベートの部屋」
    「愛と死の輪舞」、切なかった〜〜(>_<。)。。今回のトート閣下ってシシィ好き好きでもなければ、去年の獰猛なフェロモン満載のトート閣下でもない、過ぎ去った日々を抱きしめるように切なくて、でも温かくて貫禄がある黄泉の帝王像って感じがしました。内野トート、「息さえも俺を捕らえ〜凍った心溶か〜す」のところで恋に落ちた表情をするのは去年と変わりないんですけど、シシィへの恋愛感情を心のどこかでは認めているように感じました。シシィの命を返した後、目覚めたシシィが「待って」とトートを呼び止めるシーン、以前は後姿に切なさを感じたんですけど、今回は切なさ&包み込むような温かさを感じました。それにしても、背中で表現される内野さん、相変わらず素晴らしい演技力です!!

    第6場:「バートイシュル」
    ゾフィーが「酷いドレス、変なヘア〜」と歌うところ、今回はヘレネ姉さんをしっかりと拝見しましょう!と思い、オペラグラスでパパラッチ!!確かに変……っていうか、趣味が悪い。子供がお姫様ごっこで着るようなドレスに不自然な髪型。昔のマネキンがつけているカツラみたいだった^^;

    前回、大阪で観劇した時はほとんど印象になかった禅フランツ(トート閣下しか見ていなかったもので……って、今回もそうなんですけどね) 実は、今回ちょっとだけ魂をもっていかれそうになったんですよ。禅フランツ、本当に優しい。シシィに手を差し出してエスコートするところ、素敵だなぁ〜〜って思いました。ただのマザコン皇帝には見えなくて、誠実な人なんだなぁって……こんな人ならついていきたいわぁ〜^^; 一瞬、トート閣下を忘れそうになった浮気者の私。

    第9場:「シェーンブルン宮殿の鏡の間」
    ゴメンナサイ……祭壇の上で長いベールを操るトート閣下しか見ていませんでした。シシィが下手でウェディングドレスに着替えてたのも気づかなくて(笑) 内野トートの手の動き、すっごいセクシーなんですよね〜〜しかも、ベールに巻き込まれていく参列者を操っているのがよく分かる!私も操られた〜〜い!なんてね♪←バカヾ(-_-;)

    「最後のダンス」、シャウトの聞いたワイルドな歌い方 o(^▽^)o 「闇の中から〜見つめて〜い〜る〜最後に勝つのは〜このぉ〜俺さぁ」というところ、歌い方を変えていらっしゃったような……声が裏返っているのではなくて、わざと高い旋律の方を取った歌い方になっていたように思ったのですが。次に行く時に確かめてみようと思います。今年の内野トート、去年以上に吐息交じりの声なんですよね〜〜既に私はこの時大破してましたよ!!ほ〜んと、罪な人なんだから(*^^*)

    第11場:「私だけに」
    一路さんの歌唱力、圧倒されてしまいました。初日でこれだけ歌い上げるなんて、さすが!の一言。無垢な少女から女性へと成長するシーンなんですけど、「私が命委ねる、それは、私だけに」という歌詞を聞きながら、その後のシシィの人生を考えると心が痛くなってしまい、ちょっとだけウルウル(ノ_<。)

    第13場:「ハンガリー訪問」
    長女ゾフィーの命を奪われ、シシィがトートに「あなたを決して許さないわ〜」と言う場面。内野トートの表情に圧巻!!トートにしてみれば、黄泉の国の帝王として当然の行為をしただけなのに何故?っていう表情なんですけど、好きな人に「許さない!」と言われた切なさ、寂しさ、悔しさ等々も感じさせるんですよね。それに、やっぱりここでも温かさを感じるんですよ。なぜなんだろう……

    第14場:「ウィーンのカフェ」
    「退屈しのぎ」のリズム、乗りがいい曲なので好きなんですけど、ここでもトート閣下をパパラッチしていて(他も見ろよって感じですよね〜)気づいたんですけど、トートがカフェの中に入ってきてルキーニ扮するウェイターと遭遇するところで、顔を見合わせてニコっと微笑むんですね☆それが可愛くて〜〜〜ツボにはまってしまいました。

    第15場:「エリザベートの居室」
    フランツに最後通告の手紙を渡した後、シシィにせまるトート閣下。シシィの羽織っていたローブを脱がしつつ(きゃぁぁ〜〜私もされたい〜〜なんて^^;)「エリ〜ザベ〜〜ト〜行こ〜うよ〜」なんて歌われたら、私ならさっさと行っちゃいますよぉ(爆) 机の上に寝そべってシシィを誘惑する時の表情がワイルドで素敵でしたわ。獲物を狙うかのような口元が何とも妖艶で……「あなたには頼らない!」と言われた後のトート閣下、一瞬寂しそうな表情をするんですけど、やっぱり温かい……何か大きく包んでいる感じなんですよね。な〜〜ぜ〜〜〜〜???

    第17場:「エリザベートの更衣室〜鏡の間」
    シシィが鏡の間から白いドレスで出てくるシーン、瞬きもできないくらい神々しいオーラに包まれてました。そんな彼女を見つめる二人の帝王!!もちろん、私はトート閣下しか見てなかったんですけど、この時のトート閣下、「お前しか見えない〜〜愛してる〜」と歌った後にシシィの方に手を出さないで、うつむき加減に横を向いて立ち、自分の腕の中からすり抜けていく事実を認めているような表情をするんですよね。去年は違ったような気がしたんですけど……この場面って、トートが唯一、面と向かって「愛してる」というところ。それなのに、こんな達観したような表情を見せるなんて……やっぱり今年のトート閣下は何かが違う気がします。内野さんに是非語っていただきたい!!

    第2幕第1場B:「戴冠式」
    皇帝夫妻の乗った馬車を操るトート閣下、かっこよかったですぅ♪「今のうちだけだぜ〜お前が微笑んでいられるのは〜」っていうところもバッチリ聞こえて、「閣下、素敵〜〜(*^^)」とメロメロ^^;

    戴冠式に続いて「私が踊る時」でシシィとトートのかけ合いが始まるんですけど……何と何と、ここでハプニング発生!!内野さん、歌詞を間違えたぁぁ( ̄□ ̄;)「確かにお前は〜敵を出し抜いて〜勝ち誇〜る」を「世界は動いて行くんだ〜俺の思うまま」と同じフレーズを2回続けて歌われてたんですよ!!一瞬、歌詞変わった?と思ったんですけど、後からパンフで確認して「間違えた…」って^^; 会社の往復&家でエリザCD三昧、歌詞も音楽も完璧に頭に入っている私の耳が聞き逃すわけはありませんよ☆ でも、その後、一路さんにも作詞王が降臨…「操り人形だった私が〜」と歌詞を変えていらっしゃいました。私はもちろん、オペラグラスでトート閣下をパパラッチしてたんですけど、何か苦笑いっぽい雰囲気が漂っていました。

    第6場:「エリザベートの体操室」
    ドクトルゼーブルガーの格好をしたトート閣下、フランツの裏切りを知ったシシィが「命を絶ちます」と言った瞬間、コートを脱ぎ捨ててシシィに迫る閣下にドキドキしてしまいました(*ノノ)キャー コートを脱いでる時のトート閣下が、これまたセクシーでフェロモン振りまいてるよぉぉ〜〜って感じで。この前まで金曜時代劇で殺陣の稽古をされていたせいか、内野さん、ずいぶん筋肉質になられたようで……衣装がちょいとパツンパツンだったんですけど、もう全てOKです(何が?!)あまりの妖艶なオーラに私は完全にノックアウト!

    第9場:「コルフ島のアキレイオン荘」
    初エリザの時は、この場面の意味が良く分からず、何でいきなりマックスパパが出てくるんだろうって不思議だったんですけど、今回はこのシーンを見て、窮屈な宮廷生活、皇太后ゾフィーとの軋轢、フランツとの不仲の中で、シシィの心がいかに追いつめられていたかというのがよく分かりました。テレビor本で早い時期に精神科専門の医師がシシィのカウンセリングをしていれば、ここまで追いつめられた人生を送らなかったかもしれないという話を聞いたことがあるのですが、マックスの霊と話をするシシィを見ていると、この時点でかなり不安定な状態だったのね〜と納得。と同時に、一路さんの演技に脱帽です。この時に歌われる「パパのみたいに」のリプライズも哀しいですねぇ……(泣)

    第12場:「ルドルフの部屋」
    浦井ルドルフ、今回初見だったんですけど、「若いからこそ芽生えるまっすぐな志」を形にしたような青年という印象。去年から見ている方の多くは、随分大人びたルドルフになったという感想をお持ちのようでした。

    「闇が広がる」、またもやトート閣下にノックアウト。ルドルフに絡みつく手の動きにドキドキ……ルド君を操っているのがよく分かりました。ルドルフと向かい合って歌う時の閣下の表情がまた素敵なんですよ〜〜〜すっごく残酷な眼差しと不敵な笑みを浮かべるんですけど、その冷たい視線が私をゾクゾクさせるんです。もう、そのまま死の接吻をくださ〜〜いって感じ。←大バカ^^;

    第15場:「マイヤーリンク」
    大阪の初エリザの時は、なぜか(?)上半身脱いでいくトートダンサーにドキドキして、ルドルフと閣下のキスシーンに意味不明なツッコミを入れたりしてたんですけど、今回は食い入るように見てしまいました^^; しかも、下手の席だったのでよく見える!!妙に長〜い時間キスなさってたようですけど……その後、ルドルフは拳銃を渡されて自殺しちゃうんですけど、自殺までの時間が妙に長かったように感じました。自殺を迷っている雰囲気ではなかったように思ったのですが、浦ルド君、もう少し上手にこの“間”を使ってほしかったかな。それにしても、ルドルフに対するキスって、優しいようで冷酷で、でも美しいキスなんですよね。やっぱり内野さんってラブシーンの天才?!

    第16場:「葬儀」
    ルドルフの死によって初めてトート閣下に「死なせて」というシーン。一瞬、トート閣下は柔らかい表情をするんですけど、シシィを睨みつけるんですけど、今回はその変化が何だか切なく感じたんですよね。死を侮辱したという怒りというよりも、自分を本当に受け入れてもらえない哀しさが漂っていたように思いました。この場面で心が痛くなるなんて……やっぱり今年の閣下は何かが違う!!

    第18場:「コートダジュール」
    「夜のボート」を歌うシシィとフランツ……すれ違いの歌詞を聞いているうちに辛くなってちょっとだけウルウルしてしまいました。今回、禅フランツがあまりにも優しくて不器用なところを感じる分、この夫婦を取り巻いていた運命に対して哀しさ、怒りさえも感じたんですよね。運命がちょっとだけ違っていたなら「人生のゴールを寄り添う」こともできたのにって。

    第19場:「悪夢」
    スミマセン……ここでもトート閣下しか見ていませんでした。手の動きが絶妙で素晴らしかった!!死者たちを操り具合、言うことなしです。ただ、残念だったのが、フランツvsトートの対決が終わった後、ルキーニにやすりを渡すところを見逃したこと。トート閣下はバルコニーっぽいところに立っていて、下にフランツやルキーニが他の死者たちに混じって立っているんですけど、フランツやルキーニの動きを追ってしまって、あろうことか閣下の動きを見逃してしまったんですよ(>_<、)私のバカバカ〜〜〜次は絶対に見逃さないようにしないと!!

    第20場:「暗殺」
    トートとシシィのキスシーン、まさか哀しさを感じて泣くとは思いませんでした。去年のラスト、初めて自分から飛び込んできてくれたシシィを抱きしめた閣下も満面の笑みを浮かべながらも複雑なオーラを漂わせていたんですけど、哀しさは感じなかったんですよね。でも、今回のトート閣下は、シシィを抱きしめた時に「やっと自分のところに来てくれた」って柔らかな表情になるんですけど、愛を得たという確証は得ていないと思ったんです。シシィに死を与える運命から逃れられなかった哀しみ、切なさみたいなものを感じたんですけど……シシィとのキスが妙に短くてさっぱりしたものになったせいもあるのかな?!こんなに辛い幕切れのエリザ……引きずりそうだなぁ(泣)

     カテコはさすがに初日!いつものカテコとは違いました。舞台に全員揃ったところで、まず一路さんが挨拶。エリザが帝劇に戻ってこれたことを喜んでいらっしゃいました。そして、今回初参加の寿さんとアンサンブルの女性を紹介。モーツァルト中日&博多公演の話も出ました。一路さんの声、素敵ですね〜〜(*^_^*)キレの良い優しさとでもいうのか、カッコイイ女性らしさみたいなものを感じました。
     演出家の小池修一郎さんも登場。最初、下手の方でマイクを持って話し始めたところ、「司会者じゃないんだから」とつっこまれて真ん中に連れてこられて……一路さんと内野さんが「おいでおいで」って手招きをしている姿がかわいかった〜〜♪小池先生、M!公演もあって短い稽古期間でこれだけの舞台を作ったキャスト&スタッフを大絶賛でした。
     話の最後で、「M!千秋楽の後もまだいる」みたいな小池先生の紹介で客席は大爆笑(≧∇≦)笑いの渦の中でエリザの作曲家、リーヴァイ氏が登場!!M!千秋楽で還暦の祝いとしてもらったという赤いちゃんちゃんこと帽子というジャパネスクないでたち^^;小池先生の「これは便利な衣装でして…」という言葉でちゃんちゃんこを裏返すと……何と何とエリザ仕様の黒になってて、背中にはエリザのロゴが付いてました。内野さん、親指を上にしてGJな手をしていらっしゃいました。
     客席が明るくなっても拍手は止まず、緞帳が上がると、出演者全員が記念撮影っぽい並びになってて、内野さんはリーヴァイ氏の被っていた帽子を、最初は村井パパに被せていたんですけど、拒否されちゃったので、今度は禅フランツに被せてました。相変わらず素の内野さんはお茶目さん♥ バイバイも幕が下がるのに合わせて下まで覗き込んで手を振っていらっしゃいました。

    【哀しすぎるよ!】
     今年のトート閣下、何かが違うんです!!とにかく、シシィ♥の表現が少なかったのです。「愛と死の輪舞」の時も、第1幕最後の「私だけに」の三重唱の時も、シシィ好き好きっていうのは確かなんですけど、今までのように「おいおい^^;」っていう程の迫り方もなければ、愛の叫びもなかった……哀愁が漂っていて、でも、包み込むように温かくて……心の片隅では死神である自分を受け入れてもらえない運命を認めているような雰囲気でした。
     決定的だったのはラストのキスシーン。すっごく短くなっていて、しかも、トートがシシィに覆い被さるような体勢になるので、キスしてる“フリ”だけなのでは?という疑惑も浮かぶほど。サラリとしたラストなので、やっとシシィがトートのもとに来てくれた!というよりも、死の通過儀礼としてトートがキスを与えただけという雰囲気でした。ある意味、ウィーンオリジナル版に近づいたと言えるのかもしれませんが、私は物足りなかったんですよね。確かに、去年梅コマで見た時も、宝塚版のように「やっと相思相愛になれてよかったね」とは思わなかったし、シシィを抱きしめた時の内野トートの醸し出す複雑なオーラに切なくなったりしたんですけど、少なくともトートとのキスは、シシィにとっての「救い」だったように思えたんです。でも、2005年エリザのラストはトートが「シシィには死しか与えられない」という自分の運命を受け入れた哀しさが表れていたように感じてウルウルきてしまったんです(泣)
     あまりの淡白さに“大人の事情”が頭を過ぎってしまったんですけど、内野さんはそんなことを考えた芝居は絶対にしない方だと信じてる……一段と進化したトート閣下の登場!! ですよね?!

    2005年9月6日 記

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