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トップページエリザベートの記憶2005年 帝国劇場

9月21日マチネ 1階L列37番

    【やっぱり内野さん♥】
     前夜は友人とエリザ談義を繰り広げました。おかずは雪&宙組のビデオ。月組エリザは4月に観ていたのですが、さすがに記憶が曖昧になっていていました。一路トート、初めて全部観ました。歌、素晴らしいですね〜〜昨日のシシィと同一人物とは思えないくらいカッコイイ!でも、浮気しそうになったのは姿月トート……内野トートと似てる感じで切ない系の閣下でした。ラストの昇天、シシィを抱きしめて上を向いて嬉しそうに微笑む顔にウルウル……あれは罪ですよ!!一路トートに比べるとシシィに迫る表現が激しいし、シシィも惹かれてしまってるのがよく分かりました。「やっぱりトート閣下は切なくないとね〜」ということで一致!
     組ごとで演出が違いますが、宝塚版はやっぱりさすがにトートメインの話!トート&シシィの恋愛が大きな柱になっているので分かりやすい……東宝版でもこのくらいトート閣下が出てきてくれると嬉しいよね〜(注!もちろん内野トート♥)と友人と言ってました。フランツ、優しいですね。「東宝版、冷たすぎるよ」としきりに友人はのたまわってました^^; 確かに……ゾフィーと言い合いになった時もまずは抱きしめて「君の味方だよ」って。この一言さえ東宝版にはありませんから(泣) でも、セリフ一つで登場人物の印象が変わるなんて、ホント、面白い!
     観劇当日、私は昨日と違って胸がドキドキ。身だしなみにも気合いが入ります。やっぱり内野さんに会える日は違います!!昼食も胸いっぱいでなかなか進まなくて……そして今日のエリザ!!凄かったです。今回観たエリザの中で1、2を争うくらいの素晴らしい公演になりました。パクさんの楽ということもあったのだと思いますが、舞台全体に勢いがありました。しかも内野さんの表情に完全にノックアウト。茫然自失・号泣で友人に迷惑をかけましたから^^;

    第1幕第1場:「我ら息絶えし者ども」
    「私を燃やす愛」で内野トートと3日ぶりのご対面!!「天使の歌は〜喜び〜」って妖艶な歌声と悩ましい表情で登場!やっぱり私のトート閣下(完全に私物化……)はこうじゃないと!!意味不明な付点音符やスタッカートは要りません!MYツボの「私を燃やす」と「愛」の間の微妙な間も十二分に堪能……友人曰く、この時点で私、オペラグラスを持った手は固まってたそうです。既に黄泉の国に行ってました……^^;

    第2場:「ポッセンホーフェン城の庭の片隅」
    一路シシィ、勢いがありました。歌の調子も良かった♪ マックスパパを通せんぼして「パパ、一緒に連れていってよ〜」と歌うところ、勢い余ってパパにぶつかるんじゃないかと冷や冷や^^; それを温かく受け止める村井パパの笑顔が素敵でした。こんな素敵なパパなら「パパみたいに生きた〜い」ですよね?!

    家庭教師から逃げる時のシシィの歩き方、ホントお転婆でやんちゃなプリンセスの歩き方で……見る度に「一路さん、かわいい〜すご〜い」と感心してしまいます。

    第4場:「冥界〜エリザベートの部屋」
    「愛と死の輪舞」、「お前〜のいの〜ち奪う代わりに」のところでちょいと声がひっくり返ってしまいましたけど、手の動きや表情はいつも以上に熱くて深かったです。人間の少女に恋をしてどうしていいのか分からない感情や戸惑いの気持ちが溢れ出ていて私は釘付け……「返してやろう〜その命を〜その時お前は俺を忘れ去る」の部分、で自分の体を抱きしめて叫び混じりの声で歌われていた内野トート、熱くて切なくて可愛くて……

    シシィに命を返すところ、前半の公演ではちょっとだけ振り返る感じだったのが、後半ではしっかりとシシィの方を見ているのが分かるほどになっていました。しかも、「待って」とシシィに呼び止められるところで、後ろ向きなので多分なんですけど、両手を上げてその手を見ているような仕草に見えるんですけど。背中だけでいろんな気持ちを語れる内野トート、凄いです!凄すぎます!!

    第6場:「バートイシュル」
    荷物の山に座って両手で顔を扇いだり、ルキーニとコソコソ話をしてみたり、帽子をポ〜ンって投げてふざけてみたり……何か舞台外での一路さんと高嶋兄を見てるような気もするんですけど、この時のシシィが本当に可愛くて大好きなのです♪綜馬フランツの吹き出し笑い、上手で遠かったせいもあってちょっと聞こえにくかったのは残念!でも、シシィだけにしか目がいっていないのはよく分かりました。

    第8場:「ウィーン・アウグスティン教会」
    いつもはオペラグラスで中央壇上のトート閣下にロックオンで、気がついたら舞台中央でシシィとフランツが並んでいる!!って状況なのですが、今回は舞台全体を見るためにこの場面はオペラ禁止にしてみました。今更ながら惚れ惚れしたのがトート閣下の手の動き。シシィが舞台中央でベールを後ろから引っ張られているように左右に揺れる動きをするのですが、その動きとトート閣下の手の動きがちゃんと合ってるんですよ!!まさにトート閣下が操っている黄昏時の結婚式。

    第9場:「シェーンブルン宮殿の鏡の間」
    本日の「最後のダンス」は強がりなトート閣下でした。一番去年に似た感じだったかな?!シシィの手をとろうと追いかけて拒まれる度に「へへ〜ん、そんなの何ともないぞ〜」ってすねた感じに笑ってることもあって、久しぶりに可愛いトート閣下をみたように思いました。ラストの「お〜れ〜さぁ〜〜」と高く歌い上げるところ、今回は「お〜〜〜」で長く伸ばして歌っていらっしゃったので、一瞬、「まさか、歌詞忘れた?!」と冷や冷やしてしまいましたけど、その後「お〜〜〜〜お〜〜れ〜さぁ〜」と格好良く決めていらっしゃったので一安心^^; 勢い余っちゃったのかな?!

    「最後のダンス」でのトートダンサーズ、最近気づいたのですが「ははは^^;」な振りをしている人が一名!トート閣下が階段上で1番を歌っている時、シシィは階段の下でトートダンサーたちに翻弄されているのですが、気を失いかけたシシィを座らせているのが、何と何とトートダンサーがお馬さんになっている上なんですよ^^;周りは他のダンサーたちが囲んでいて、まるで椅子に座らされてるようにみえるから分かりにくいんですけど、隙間からよ〜〜〜く見ると……あ、お馬さん発見!ハイドッハイドッ・・・

    第11場:「私だけに」
    「私だけに」は会場中を包むほどの神々しいオーラが漂っていて、会場を一つにまとめるかのような迫力がありました。歌詞の言葉一つ一つをかみしめるような歌い方で観客全員がその言葉に吸い込まれているようで……友人も「今日の一路さんはいいね〜」と惚れ惚れ(*^_^*)

    第13場:「ハンガリー訪問」
    最近は下手のシシィ&フランツを見ていない気がします。暗闇に浮かぶ腕を組んだトート閣下が格好良くて、そちらばかりに目がいってしまいます。「闇が広がる」、「こ〜んれいの〜夜〜」の歌い出しの声が今日は特に甘くてセクシーだなぁと感じました。シシィの手を取って懇願するような顔で下から見つめるトート閣下……見上げる視線の内野さんにとおぉぉ〜〜っても弱い私なのです^^;

    第15場:「エリザベートの居室」
    最後通告の後にシシィを誘惑する時、内野トートは机の上に膝を立てるんですけど、ネットで「照明が当たる前のスタンばってる時に机の上を片づけてるよ」という情報を見て、部屋の外で忍ぶフランツも悩んでいるシシィもほったらかしにして机の方を見てました。シシィが「一人にしてください」といってしばらくすると閣下が椅子に座ってるのを発見。オペラグラスでパパラッチしてると……あぁぁ〜〜シシィの置いた羽ペンをそぉぉ〜〜っと右手で避けてるぅぅ〜〜!!!何だか可愛い閣下でした^^; でも、その後の誘惑は毎回萌え〜♥♥♥「今〜こそお前を〜」のところのカモ〜ンの手、大好きなんですよぉぉ〜〜

    第17場:「エリザベートの更衣室〜鏡の間」
    「私だけに 三重唱」で私は大号泣(>_<。)。。こ〜〜んなに胸を突いた第1幕の幕切れは初めてです!!シシィの後ろ姿を見ながら「お前に命〜許したために〜〜」と歌う内野トートの表情が凄すぎた……めちゃめちゃ後悔してるのが伝わってきて今にも泣きそうな顔だし、心なしか体が震えているように見えました。最初、シシィの方に手を伸ばそうとして、ダメだというのが分かって首を振りながらウロウロしてて。視線は斜めにそらしてシシィの方を向かないようにしてるんですけど、やっぱりシシィの方を見ずにはいられない感じで密かにシシィを見つめている。私は胸が痛くなるほど切なくなってしまい、目は涙で溢れていました。幕が下りてもしばらくは頭が真っ白、放心状態。友人ともまともに話せませんでした。友人、「大丈夫?」って……

    第2幕第1場B:「戴冠式」
    第1幕のラストを吹っ切るような威勢のいい内野トートの颯爽とした登場シーン。やっぱり鞭さばきも馬車の乗り降りも軽やかで素敵です。一切音がしないし存在自体もないほどの身のこなし……やっぱりトート閣下はこうでないと!!

    第6場:「エリザベートの体操室」
    「私が踊る時」のシシィ vs トートの対決、いつも以上にあつ〜いバトルになっていました。トート閣下のコート脱ぎに萌え〜♥ だし、シシィの手を取ろうとして拒まれた時の睨みにキレの良さを感じたし……最後のサビで二人が一緒に歌うところは大迫力!!内野トート、シシィに負けないくらいの声でした♪

    第10場:「ホーフブルク宮殿の廊下」
    パクルドさん、気がつけば一番観劇回数が多いルドルフとなりました。声の伸びがなくて大丈夫かなあ〜と心配したことももありましたが、今日は楽ということもあってか、力を出し尽くして懸命に演じられているのが伝わってきて胸が熱くなりました。それに応えるかのように、普段は「皇帝の義務に忠実」な冷静&ノーブル綜馬フランツも感情むき出しの熱い陛下でした。

    第12場:「ルドルフの部屋」
    苦悩する皇太子の演技が素晴らしくて……「闇が広がる」、声の伸びがあって大迫力。トート閣下が現れるところで手を伸ばして「と〜もだち〜をわす〜〜れは〜し〜ない」と閣下を求めるところ、救いを求める切なさ、これからどうしたらいいのかという不安が現れてて……私は、いつものことではありますが、トート閣下中心に見ていたんですけど、今回は、閣下に弄ばれながらも自分の道を見失わないようにもがくルドルフにも目を奪われてしまいました。

    第13場:「ハンガリー独立運動」
    「エーヤン、ルドルフ!」と言われて未来の皇帝として祭り上げられるシーンで、馬車に乗せられたルドルフがハッと我に帰って後ずさりする馬車から飛び降りるところがあるのですが、パクルドさんの時は後ずさりし始めた途端に表情が変わる……浦ルド君だと軽やかに馬車から飛び降りるだけなんですけど^^;

    この時のトート閣下、本当に憎らしくなるくらい追い詰めていくんですよね。トートダンサーたちと踊るダンスはもちろんかっこよくて、毎回メロメロしてるんですけど……最近はルドルフにも同情するようになってしまって……^^; もちろん、トート閣下が一番なんですよ。

    第14場:「ラビリンス」
    「ママと僕は鏡だから」……現実から逃げようとするシシィに一生懸命訴えている姿が切なかった〜〜二人が並んで前に出てくると、本当に鏡同士なんだなぁ〜と感じます。トート閣下に見入られた者同士、本当なら分かり合えるはずなのに……ここ何回かの公演では、このシーンでいつも思うんですよね。トート閣下、残酷すぎるよ〜〜って。

    第15場:「マイヤーリンク」
    トートダンサーたちの弄び方、いつもより激しかったような……最後にトート閣下に追い詰められるところでは激しい呼吸が伝わってくるようだったし汗だくでした……そして今日も腐女子の皆さんにとっての最大の見せ場がやってきました。ルドルフとのキス、いつも以上に妖しくて冷たくて官能的で…しかもいつも以上に長かったような……引き金を引く瞬間のパクルドさんの表情、汗だくなのがいっそう良い演出になっているようで、辛さをいっそう強調するようで辛かったです。マジに憎かったもん、トート閣下!!

    第20場:「暗殺」
    第2幕のラストも大号泣した私……まぁ、こればかりは最初から予想できたことだったので、第2幕が始まる前にハンカチを膝の上においていたんですけどね^^; 下手からトート閣下が出てきた時点で既にウルウルしてたんですけど、シシィを迎える時の閣下の視線と表情が今日は特に凄くて……両手を広げて視線をそらして「シシィ、来てくれるかなぁ」っていうのはいつも通りなんですけどいつも以上に不安そうな顔をしていた内野トート。その後、シシィが飛び込んできてくれた時に天を仰いで「こんな俺でいいの?」「来てくれてありがとう」みたいな、いろんな気持ちを含んでいるのでは?と思わせるような表情になって……今回は、梅コマの初エリザのラストで感じた「決して結ばれたとは思えない複雑な気持ち」と同じものを感じました。もう、完全にノックアウト!!これぞ、内野さんの演技の真髄です!!観劇後ず〜〜っと心に刻みつける演技、罪なんだけど癖になりますわ。

     カテコでは、パク・トンハさんの楽ということで挨拶がありました。拍手がなかなか止まらなかったので、高嶋兄がキッチュの最後みたいに「チャン・チャン・チャン」って仕切って、ようやく挨拶がスタート!パクさんは、「僕は話すのが苦手」と言って(充分お上手です☆)挨拶を書いた紙を出したところ、共演者の中から笑いが起こったのですが、「がはははは〜〜」という一路さんの笑い声だけが最後までマイクに残っちゃって^^; 一路さん、照れてて可愛かった〜〜♪
     パクさん、挨拶を書いた紙を掲げて「赤新聞ではありません」と一言(^▽^)……またまた拍手が止まらないので、今度はパクさんが片手で「チャン・チャン・チャン」……日本でエリザという作品に出会えてよかった、またチャンスがあったら共演したい等などを話されてました。「僕の次の作品は……ネットを見てください」って謙虚にアピール。また、明日からの井上ルドへのエールも送っていらっしゃいました。最後に「これからもトンハを愛してください」と、ファンの方ノックアウトなお言葉。でも、こういう言葉を言っても鼻につかないっていうのが、いいんですよね〜〜
     4回目のカテコ、一路さんと内野さんにエスコートされるようにパクさんも登場。内野さんと肩を組んでました。汗っかきコンビ?!パクさん、ルドルフの振りをしたりして、お茶目っぷりを発揮!!

    【魂が抜かれた!】
     舞台は生き物といいますが、こんなにヤラレタ公演に出会ったのは幸せ者だと思います。とにかく、舞台に勢いがあった!!皆さん、熱かった!!一路シシィは眩しいほどの美しさとそれに比例するだけの濃い陰の部分が表れていたし、高嶋ルキーニの狂言回しっぷりはいつも以上に緩急がはっきりしていて場面の雰囲気をしっかりと決定づけていたし、パクルドは崩壊していくハプスブルグ家への期待、苦悩、絶望の気持ちの流れを熱く演じられていたし、日頃冷静沈着な綜馬フランツまでが怒りも露に熱ぅぅ〜〜く演じていらっしゃったし。
     中でも、内野トートの表情にはノックアウトでした。特に第1幕ラストは凄すぎました。シシィを見つめる表情がどんどん変化していく。最初は手を伸ばしてこちらに引き寄せようとするかのように不敵な笑みを浮かべてるんですけど、すぐに首を振って諦めの表情をする。その後、泣きそうな感じなのに、時折強がったような微笑みを浮かべたり、とっても穏やかそうな表情になったり……とにかく、すっごい複雑な表情!!内野さんの演技は、心に訴えかけてくるものがあるので、見ている方はいつも精神的に大変なのですが、今回のトート閣下、心臓をわしづかみにされて辛かったです。翌日、内野トートが頭を過ぎって、油断したら思い出し泣き(?)しそうで大変だったんですから!!

    2005年9月28日 記

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