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トップページエリザベートの記憶2005年 帝国劇場

9月20日マチネ 2階M列7番

    【エリザ三昧初日】
     去年の梅コマエリザで一緒に黄泉の国に旅立った友人……今回の再演が決まった時に「山口トートも観たいよね〜〜」ってことになったのですが、その時点で既に失礼な会話が交わされてました。「内野さんはいい席で観たいけど、山口さんは観れるだけでいいよね〜」「じゃぁ、B席で十分ね!」なんて、ファンの方が聞いたら殴りたくなるような感じですね^^; そして、「どの席でもいいから山口トートを見に行こう計画」が決定!!
     でも、冷静に考えると山口さんの舞台って争奪戦が大変( ̄□ ̄;) テキトーに取ろう!なんていうのは甘い考えだし、ぴあやeプラスのプレでは高い席しか取り扱いがなくて……そんな中、ナビザで運良くゲット!席番を見た瞬間、「へ?!一番後ろ…」
     その後、レミゼの山口バルジャンで号泣し、オペラ座の怪人のCDでメロメロになり、梅コマ大楽エピソードを知って「祐サマ〜♥」ってなっていた私。それを知った友人の期待は膨らむばかり!!でも、私は前の週に山口トートの洗礼を受けてしまって……(--;) 先入観を植え付けてはいけないと思って、始まる前に一言だけ。笑ってたらゴメンネ……^^;

    第1幕第1場:「我ら息絶えし者ども」
    今回は初B席!しかも最後列での観劇だったんですけど、舞台全体が見えて楽しかったです。棺おけの上で踊るトートダンサーたちも同時に全員見れて、それはそれは迫力があって素敵でした。

    「私を燃やす愛」……もう、来た!って感じでした。「てん〜〜しのぉぉ〜〜うたはぁぁ〜〜」とたっぷりの溜めとスタッカートで最初から“俺様ワールド”炸裂!!やっぱり大爆笑のスタート^^;

    第4場:「冥界〜エリザベートの部屋」
    シシィが木から落ちる場面が終わってからド〜ンという音とともに照明が紫に変わって上から冥界のセットがぶら下がってくるんですけど、トートダンサーたちに囲まれたトート閣下にあてる照明の光が最上段からみるとよく分かるんですね〜〜山口トートは長身なのでトートダンサーたちと並ぶと頭一つ出ていてバランスがいいし、引き立ちます!!

    「愛と死の輪舞」なんですけど……今回は前回の免疫があると思い、できるだけオペラグラスで祐サマをパパラッチしようとするんですけど、無理でした(--;)笑いで手が震えて見てられないんですよ。独特の手の動きにアフタクトの溜めの長さ……ほ〜〜んと、申し訳ないとは思うんですけど、冷静には見ていられなかった。

    第5場:「ウィーン王宮・謁見の間」
    今回、禅フランツのMY楽でした。相変わらず熱い皇帝陛下!「もう一人の母親」の直訴に対して苦渋の表情を浮かべて「……却下」っていうところ、やっぱりどことなく人情味溢れてるんですよね〜〜綜馬フランツだと結構あっさり「却下」って言っちゃうんですけど(でも、最近はちょいと戸惑いの演技が見られる気が……)

    第6場:「バートイシュル」
    山口トートの日って申し訳ないんだけど閣下のことがまったく気にならないので、他の出演者をじっくり見られる^^; ゾフィーとルドヴィカ、ヘレネ姉さんの対面シーンでのシシィ、荷物の上に座ってルキーニと戯れてる姿が可愛い〜〜♪

    第7場:「天と地の間」
    禅フランツに会えるのも最後だと思って陛下をパパラッチ!シシィの手を取るしぐさが優しい!!今年のエリザでMYツボになってしまいました。「あなたがそばにいれば」……この日の夜、うちで宝塚エリザのビデオを友人と見てた時に「東宝のフランツって冷たいよね〜」「いつか私の目で見てくれたらって、この時からすれ違ってるじゃん。努力してないし。」とのたまわってました。確かに、宝塚だとシシィはほとんど歌わないし、皇帝の後ろを歩きながら「お気持ちは分かりますわ」って歌ってるし。でも、禅フランツはまだ庶民的で優しい陛下なのよぉ。翌日の公演は綜馬フランツ……よりノーブルだからどうなることか、心配してしまいました^^;

    第9場:「シェーンブルン宮殿の鏡の間」
    「最後のダンス」、やっぱり両手を広げて“俺様ワールド”でした。私はひきつけを起こすのではないかと思うくらい大爆笑!!手の動き、あれは見てはいけないですよ!!シシィのことはもちろん見てないし^^; 友人はこの辺りから閣下の方を見ないようにしたそうです。直視できなかったらしい……それって正しい選択!!

    第11場:「私だけに」
    今回の一路さん、ちょっと調子が良くなかった?!2階最後列というのが舞台からあまりに遠すぎたせいもあるのかもしれませんが、友人は「梅コマの時は鳥肌が立つくらいだったのに今回はそれを感じない」って言ってました。梅コマの時は一路さんがラストの「愛のテーマ」で歌えなくなった大楽の週の公演だったんですよね〜〜今思えば、その頃って役に入り込んでかなりの精神状態になってた一路さんが演じたシシィだったわけで……

    第13場:「ハンガリー訪問」
    長女ゾフィーの死の後の闇広、やっぱり歌い方が変……普通に朗々と歌っていただいた方がいいと思うんですけど。去年は普通の歌い方だったらしいのでハイライト版CDを聞いてみたい気はするんですけど………まだ、勇気がないかも。

    第17場:「エリザベートの更衣室〜鏡の間」
    第1幕の最後の舞台構成は感動モノでした。シシィ・トート・フランツが三角な状態で立っていて、自分の人生を歩む美しい女性を挟んで、共に歩くことを許された男とフラれた男という、対照的な二人がいる……2階最上段から見るとそれがよく分かるんですよ。三者の織りなすトライアングルがバッチリ見えて、一つの絵として切り取りたくなるような素晴らしい場面でした。普段は、というか、内野トートの時は、シシィに命を許した後悔の表情を見るためにシシィもフランツも無視なんですけど、上から眺めるのはまた格別です!!これは是非お勧めしたい。

    第1場B:「戴冠式」
    やっぱり「今の〜うちだ〜け〜だぜ〜」と閣下が歌いながら登場するシーンから笑ってしまいました。スタッカートな歌い方も健在!!馬車の乗り降り、鞭裁きは重い………じゃなくて、帝王らしく威厳のある動きでした^^;

    「私が踊る時」の山口トート、朗々と歌い上げていらっしゃいました。ここはシシィとトートの“対決”みたいなシーンなので歌唱力のある者同士、聞かせていただきました。それにしても、ホント、山口トートはシシィの手を取ったり迫ったり……ってないんですね〜〜

    第6場:「エリザベートの体操室」
    ドクトルゼーブルガー登場でやっぱり笑ってしまう私。何か、祐サマの登場シーンは全て笑ってるような……ホント、ごめんなさい^^; でも、「今こそ〜出かっけよ〜う〜黄泉っの〜国っへ〜」って歌っててな〜んか楽しそう。

    第8場:「安らぎのない日々」
    シシィを先頭にお付きの人たちが並んで歩くところ、実は舞台の中央部分がせり上がりになっていて、この時は“落とし穴”状態になってるんですよ。(多分、下では次のコルフ島の場面の村井パパがスタンばってるはず!)お付きの人たち、「1日に〜8時間も〜ついてゆくだけで身がもたない♪」と歌いながら踊っていますが、後ろに穴があって落ちる心配はないのかなぁ〜と心配になってしまいました。その他にも、上から見ていると暗転した時に大道具や立ち位置の目印になる蛍光テープが光っているのが見てたりして、裏方の動きが垣間見えられたように思えて楽しかったです。

    第12場:「ルドルフの部屋」
    地上光臨(?)シーン、消防士降りではなくゆったりとハシゴを下りていくところ、どっしりした黄泉の帝王なんですよね。ただし!!「闇が広がる」はもう祐サマパワー全開!!地の底から響くような声、伸びやかな高音、さすがにこれだけはノックアウト。素晴すぎます。友人も闇広に関してだけ(?)は褒め称えてました。長身なのでルドルフとのバランスがいいのです。二人で腕をつかみ合う振りのところも違和感なくて……(内野トートだとちょいと相撲?って思えることもある^^;)

    第13場:「ハンガリー独立運動」
    閣下のダンス、既に前回の感想で語っちゃったので今回はやめときます。はい、どっしりとしておりました(笑) 「皆さん、殿下からお話が」と革命家たちと話すシーン、もう一人の閣下はこの世のものとは思えないほどの妖しさがあるんですけど、山口トートだと存在感があって生きている人間と同じ生命オーラを感じちゃって……いいんですよ!帝王の威厳ですから!!

    第15場:「マイヤーリンク」
    トートダンサーたちに弄ばれて逃げようとしたところでトート閣下に行く手を阻まれるルドルフ!!舞台奥にあるドアから閣下が出てきて舞台前方に走るルドルフを追いかけるんですけど、その走り方がスーパーマンみたいにみえて……そのまま手を伸ばして飛んでいきそう?!(ファンの方に殺されそう…)その後、やっぱり萌えないルドルフとのチュウ^^; そして、そう言いつつオペラでしっかりパパラッチしてしまう腐女子な私ではあるんですけど……う〜〜ん、やっぱり短くあっさりさっぱりと爽快に!!

    第16場:「葬儀」
    「死なせて〜」と言うシシィを「まだ〜私を〜愛しては〜いない〜〜」と拒むトート。やっぱり「まっだ〜〜」ってスタッカートが付いてしまうんですよね〜〜でもこの時の怒りの表情は納得できる。帝王が怒ってるよ〜〜って。内野トートだとどことなく切なさを感じてしまって、すご〜く複雑でわけが分からない気分になってしまうもので…

    第18場:「コートダジュール」
    「夜のボート」、禅フランツの時は泣いてしまいます。今回もボロ泣き……バートイシュルで恋した時から、浮気もあったけど、今までずっと愛していたという気持ちが伝わってきて切なすぎます。この時ばかりはトート閣下が憎らしくなるほど(内野トートであっても!)。「ボートつけようとしても〜/分かってほしい〜君を愛している」と曲が盛り上がるところからは私の涙腺も最高潮!!ホント、ちょっとだけ、ちょっとだけ、運命が変わっていれば幸せになれたのに〜〜

    第19場:「悪夢」
    友人「さっきまで泣いてた人がもう笑ってたんだけど…」とツッコミが入ってしまったシーン。う〜〜ん、やっぱり楽しい山口トート閣下^^;

    第20場:「暗殺」
    シシィを迎えるトート閣下の腕、大きくて温かそう……あれなら死によって安らぎを得られそうな感じでした(私が迎えてほしい閣下かどうかは別にして、ですけど^^;)

    最後の幕切れの「俺だけに〜〜」が前回ほどバズーカじゃなくて、どちらかというと元気がなさそうな声だったので、ちょいと心配してしまいました………けど、おかげで大爆笑にならなくて済んだのでよかったかな?!

     最後の二人カテコ、一路さんと山口さんが仲良く手をつないで登場。う〜〜ん、やっぱり見た目のバランスがいい!!二人とも笑顔で手を振っていらっしゃったのですが、山口さんが一路さんと手をつないでる右手を上げて、一路さんの手を握ったままバイバイって……一路さん、「子どもなんだからぁ」って感じで温かい微笑みで見つめていらっしゃいました。

    【やっぱり…】
     第1幕が終わるとすぐに、隣に座っていた友人が「ちょっとちょっと…」って言って私を外に連れ出して劇場を出た瞬間……言っちゃいました。

    「ちょっと、あれ何なの?……ヤバすぎ〜〜〜」

     「私を燃やす愛」からダメだったみたいなんですけど、「愛と死の輪舞」の手の動きは決定打になったみたいでした。それ以後、直視できなかったそうです。独特なリズムの取り方、アフタクトの溜めの長さ、意味不明な手の動き……すっごい引いてました。激しく同意!でした。前回の山口トートの回で私が感じたことと全く同じ。正直、安心しました。私だけじゃなかったって。ただ、第二幕は慣れたせいもあるのか、大丈夫だったみたいです。私は相変わらず爆笑してましたけど。
     山口トートって、やっぱりシシィのことを見てない気がします。まずは“俺様”って感じで……帝王だから弱みや感情は見せないって見方もできるんですけど、じいも友人も切ない系トートが好み(じいはプラス妖艶な要素希望)というのが、今回のエリザ語りの中で分かったので、ダメだったのかなぁ……
     その夜、私の家で「オペラ座の怪人」のCDを聞いたのですが、友人は言ってました。「あの声はズルイ」って……結局二人の中で、山口さんは朗々と甘〜く歌い上げるような帝王タイプの役がお似合いなのでは?という結論になってしまいました。

    2005年9月26日 記

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